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女子委員会

2026.08.10

KFA 第41回 女子サッカー選手権大会 Supported by 明興テクノス 決勝

KFA 第41回 女子サッカー選手権大会 Supported by 明興テクノス
決勝 試合結果・レポート
■ 試合概要
• 日時:8月9日(日)18:00 キックオフ
• 会場:県立サッカー・ラグビー場(Bコート)
• 対戦:日置シーガルズFC vs 鳳凰高校
• 結果:3 - 2(前半 1-2 / 後半 2-0)
o 勝者:日置シーガルズFC(初優勝)
■ 試合レポート
【前半】
試合開始早々、ゲームが動く。鳳凰高校(以下、鳳凰高)はコーナーキックを獲得すると、ゴール前の混戦から押し込んで先制。開始わずか2分で得たファーストチャンスを確実に得点とした。
お互いに中盤から前線へのプレスが激しく、中盤で身体を入れてボールをキープしようとするものの、体勢が悪く次のプレーへ滑らかに繋がらない。そのため前線へボールが入らず、なかなかチャンスを作れない展開が続いた。
そこで両チームともにサイドへ攻撃の起点を求める。すると21分、日置シーガルズFC(以下、日置)がスピードに乗ったドリブルからミドルシュートを沈め、同点に追いつく。追いつかれた鳳凰高も30分、再びコーナーキックのこぼれ球からミドルシュートを決め、勝ち越しに成功。前半は1-2で鳳凰高がリードして折り返した。
【後半】
後半も立ち上がり早々に展開が動く。45分、日置がサイドからの攻撃にゴール前で詰め、再び同点に追いつく。
両チームとも「ボール奪取からのカウンター」という流れが自然と形成される。トランジション(切換)の局面で優位に立つことが試合の流れを支配すると理解しているからこそ、その攻防の激しさは非常に見応えのあるものであった。ベンチからは焦らせないための「溜め」を作るプレーが求められていたと思われるが、全選手のハイプレスが関わり・溜め・幅といった戦術的な要素を超えるほどの熱量を生み出していた。
試合終盤、少しずつ変化が現れる。鳳凰高はボールを奪ってから前線に人数をかけ、幅を使った展開を試みるが、そのわずかな隙に日置の激しいハイプレスを受け、再びボールを失う場面が増える。また、横パスが弱くなったところをインターセプトされるシーンも目立ち始めた。
この連続で、鳳凰高には珍しく疲労の色が見え始めた68分、日置がサイドから中央に送ったボールのこぼれ球に対して、ミドルレンジから思い切り振り抜いたシュートがゴール左隅に突き刺さり、ついに日置が逆転に成功する。思い切り・弾道ともに素晴らしい一撃であった。
鳳凰高も試合終了間際にビッグチャンスを迎えるが、ものにすることができずタイムアップ。日置シーガルズFCが激闘を制し、初優勝を果たした。
■ 総評
両チームとも、ハイプレスでフルタイム(全時間)通して戦い抜いた素晴らしい好ゲームであった。過酷な攻防が続いたからこそ、「ハイプレスの中でボールを動かしながら、どれだけ的確な判断を伴わせることができるか」という、今後の成長に向けた貴重な示唆を与えてくれる一戦となった。(文責 吉永輝彦)