女子委員会
KFA第41回女子サッカー選手権大会 supported by 明興テクノス 1回戦➁
KFA第41回女子サッカー選手権大会 supported by 明興テクノス
■ 試合概要
• 日時:2026年8月2日(日)18:00 キックオフ
• 会場:県立サッカー・ラグビー場(Bコート)
• 対戦:鹿児島女子高校 vs 鳳凰高校
• 結果:0 – 10(前半 0-3 / 後半 0-7)
■ レポート
【前半】
高校チーム同士の対戦。鹿児島女子高校は、これまでの対戦経験からディフェンスに比重を置いたシステムでスタートする。
対する鳳凰高校は、そのディフェンスに対して縦へ楔(くさび)のパスを入れてDFを引き出し、生じたスペースを別の選手が突いていく形で崩しにかかる。また、ピッチの幅をうまく使い、DFの死角を狙う巧みな展開を見せる。
鹿児島女子高校は、鳳凰高校の少ないタッチでのパス交換に対して積極的なアプローチができず、相手に自由にボールを動かされる展開となる。「横に長いパス」や「バックパス」を見極めてアプローチするなど、「どこで・どのタイミングでボールを奪取するのか」というチーム全体の共通理解が欲しいところだった。
試合は早くに動く。
• 10分:鳳凰高が左サイドからのクロスを逆サイドでフリーとなっていた選手が合わせ、先制。
• 23分:コーナーキックから追加点。
• 29分:ミドルシュートでさらに加点。
前半は鳳凰高校が3点リードして折り返す。
【後半】
後半に入り、気温は多少下がったものの湿度が上昇。ピッチ内の選手たちが足をつらせたり、体調不良で一時ピッチを離れたりする厳しい環境下となったが、両チームとも集中力を切らさない戦いを見せる。
試合展開は前半と大きく変わらず。 鳳凰高校はチームとして互いに良い距離感を保ってプレーするため、一人ひとりの体力の消耗が分散される。一方の鹿児島女子高校は、ボール奪取の狙いどころが明確でないためリアクションの守備となり、体力・精神力ともに大きな消耗へとつながってしまった。
36分にコーナーキックを頭で合わせて後半早々に追加点を挙げた鳳凰高校は、その後も多彩な攻撃から得点を重ねていく。
少ないタッチのパスワークで仕掛けていたが、幾分「反射的」なプレーが見受けられた。鳳凰高校ベンチからも声掛けがあったが「そこに数手先のイメージを持ってプレーできているか?」という点については、今後のさらなる進化と変化に期待したいところである。
終わってみれば、後半に7点を追加した鳳凰高校が10–0で勝利を収めた。
鹿児島女子高校はシュート1本(試合終了間際の意地のミドルシュート)にとどまったが、大量失点を喫してもなお、ボールに対して最後まで足を伸ばしブロックしようとする献身的な姿勢は評価に値するものだった。
(文責:吉永 輝彦)
なお、1回戦➂の鹿児島ユナイテッドFC PC 姶良Elegant 対 モゼーラ鹿児島FCは、姶良Elegantの棄権により、モゼーラ鹿児島FCが不戦勝。
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